18.04.04

喜八の出来事118

雪らしきモノもみるみる姿を消し、札幌はあっという間に「積雪ゼロ」。まだ朝晩は寒い日が続いていますが、新年度もスタートし、春を実感する瞬間も増えてきたこの頃です。
 
新建築社『住宅特集4月号』に掲載されている特別記事「地球に暮らすリアリティ-“環境住宅”をめぐる議論の先に-」で紹介されているいくつかの事例のなかのひとつとして喜八での取組みや「当麻の家」に触れられています。


これは同誌の2016年6月号の「<環境住宅>新時代」という特集記事に端を発し、誌面上等で継続的に議論されてきた環境によって変化する建築へのアプローチの違いは、寒冷地である北海道の建築家にとっては大きなテーマのひとつでもあり、この議論の先の2018年1月29日には北海道大学を舞台に「建築デザインにおいて『環境建築を考える』とは?」というテーマのもとシンポジウムも開催されました。



弊社主宰の堀尾も登壇させていただいたという経緯もあり、今回の掲載へ至ったというわけなのです。
この一連の出来事は、自然環境にとどまらず、暮らし方のスタイルや様々な条件も含めた「環境」と共に建築が存在しているということを改めて考える機会となりました
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