「喜八の試み」では、日頃私たちが設計の過程で行っている、塗装イメージの確認や経年による変化を把握するプロセス。大小の模型によるスタディーの様子や設計競技への挑戦など新たな課題への「試み」を紹介します。


14.04.09

街並みとの関係から考える

緑豊かな緑地沿いの落着いた住宅街に建つ住宅。この街並みの雰囲気を壊すことなく周辺と調和した住宅のあり方を見つけ出すため、近隣も含めた街並み模型を使い幾つもの可能性が検討されました。最終的には、敷地の高低差なりにスキップする床を空間の無駄なく包み込む切妻屋根と木板貼りの住宅として考えられています。

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13.07.06

木材への塗装

木材用の含浸塗装は半透明で、種類の異なる木材が持つ色や木目によって、同 じ色でもその見え方や色合いが違ってきます。実際の工事で塗装をする前に、 異種の素材に色の調合を変えたり、塗る回数を変えるなど試し塗りし、微妙な 色合いの中からそのプロジェクトごとの最適の色を見つけだします。

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12.12.07

地球環境に住む建築作法「空気の中の遊牧民」

北海道、屈斜路湖。この土地では活発な火山活動によって地熱が発生し、独自の自然環境が成り立っている。冬になると白鳥が飛来し、温泉が湧き出る場所に集まり暖をとる。動物たちが厳しい環境の中でも自分たちが生活できる場所を見つけ生きのびるように、自分たちに合った環境をつくるのではなく見つける行為が「自然環境に住まう建築作法」につながらないかと考えた。
 

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12.07.05

半屋外の「ウチ庭」

雨でもBBQ出来る土間のようなスペースが欲しいという要望から、自然の光がそそぐ半屋外の「ウチ庭」空間を住宅の中心に据え。光を透過するポリカーボネ イトの特性を活かし、透明な屋根からの光が室内へと浸透する様子が1/20の模型 を使って検討されています。

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08.10.14

天窓からの光

住宅密集地の北側に建つ家に天窓を設えることで、自然採光による明るい家づくりが試みられています。幾つもの模型でスタディーを重ねることで、直射光を漆喰の壁で一度反射させたやわらかな光が、室内空間を満たす豊かな場を創出することを考え設計が進められました。

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07.07.25

環境動物園 「ゆるやかな秩序を求めて」

「自分とつながる自然」を意識することがある。
樹海の内で日々繰り返されている生態系の連鎖は、人々の目には見えづらい「ゆるやかな秩序」によってすべてが連なっている。僕たちは、こうした環境の連なりに少しばかりの手を加えることで、ある種の特異点をそこにつくりだしたいと考えた。

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